賃料収入を分配金の源泉とするJリートは、一般的に安定した収益を期待するインカムゲイン狙いの金融商品だと見られていますが、個人的には高配当を期待した株式投資に近い、値上がり益を期待して投資するものだと思っています。

 相場が低迷相場から離陸し、割高になっていく過程で注目される投資対象は、まず低位株・小型株投資、次に高配当・株主優待銘柄、リートへの投資、そして新興企業・小型株の物色投資、その後、あれもこれも買い付けられて最後に出てくるのがバランス型投信という順番で盛り上がるように思います。現在は、そういう意味では行き着く先のまだ過程にあるのだと思っています。

 Jリート指数とTOPIX指数の動きを比較してみるとわかりますが、JリートはTOPIXと同じような動き、割合で変動しています。2009年年初から現在では価値が倍になっているわけですから、とても、定期預金や債券と同じように「元本が保証され、利息で元本が増えていく」インカムゲインの金融商品とは別物だと考えるのが自然だと思います。

 リート投資は今後も値上がり益が期待できる対象ではありますが、この水準で投資した後に、大きな急落する機会に出会った時には元本が大きく毀損してしまう可能性がある水準にきていると思います。
 したがって「下げたら持ち切る」ではなく、途中で売り切って大きな損失を回避するため、あらかじめ売却する準備してから投資したほうが良いと思います。
4年間で倍になっている投資対象であることをお忘れ無く。