来週の10日(月)昼と14日(金)夕方、2回に分けて、生活設計塾クルー主催のセミナーでスピーカーとして話しをする機会をもらいましたが、「まさに今後について頭を整理する」のに良い機会になったように思います。

 クルーのメンバーとともに年末に向けて本を書こうという話しがあったときに、「こんなちょっと先が見えない投資環境で、まじめな投資家向けにまじめな資産形成の本(少なくとも3年ぐらいは手元に置いて役立つ内容のもの)を書くのは難しいとつい先日悩んで相談していました。

 「いかがなものか」という水準を遙かに超えた円安・株高の環境になっているかもしれないし、すでに大きく調整に入ってしまい、今更と間の抜けた内容になっているかもしれない。
「今でしょ」的な短期の視点でしか本も書きづらい。

 つい昨日も、「10年で倍にする資産運用」的な話しはないかと聞かれたのですが、個人的には2年程度の短期の期間であれば資産を大きく増やせる可能性はあるけど、投資して長く放置してしまうと大きく元本を割りこむ覚悟が必要な水準に入って来たと考えています。したがって、10年という長い期間で投資を考えるのであれば、大きく儲けるよりも、大きく損をせず利益を残すために何を準備するかのほうが大事と相談者の方にはお伝えしています。

 さはさりながら、少なくとも1年は、これまで円高・株安でリスクを取ってもなかなか報われなかった時期をやっと抜け出し、良好な投資環境が続くと考える私としては、ただリスクにおびえて何もしないだけで終えてしまうのはもったいないと考え、その人に合ったリスクを取って資産を増やす検討をすることは意味があると思います。

 この時期を「あの時は分岐点で、新しいスタートになっていたね」と将来懐かしく振り返ることになりそうな気がします。