ここまで短期間に円高・日本株安になってしまうと、投資した途端に大きな損を抱えてしまった人やこれからも「いつ投げて手じまいしようか」と投資額の縮小のタイミングを図らざるを得ない人がかなり出たものと思われますので、円安・日本株高への強い基調がそんなにすぐ戻ることは期待しないほうがいいと思います。

 しかし、ここは考えようです。あのまま、日経平均株価で16,000円台に乗せて、さらに上を目指す動きが当たり前のムードになったり、Jリート指数が1800を超えて2000を目指すムードに当たり前のムードになっていたら、一般の投資家には手の出すことがもはや難しい投資環境になっていたはずです。
 現在の為替、株価の水準は3月頃の水準まで引き戻されたところにあります。「あー、あの時」と投資に踏み切れなかったことを後悔し、もう一度、安く買える場面があったらと期待していた人は検討してみるチャンスが来たのです。
 たった2カ月という短期間でこれだけ上げて、下がったわけですから、おそらく回復するにはその倍はかかるものと思います。自分がストレスにならないだろうリスクを抑えた資金量を定めて、「安く買い、高く売る」というキャピタルゲイン投資を開始する良い機会ではないでしょうか。

 「この機会をありがとう」と思える人と「今後はどうなるんだろう」と相場の動きをただ眺めて過ごす人。すべての人に平等に相場は等しく上下変動を繰り返します。それを活かせる人がいて、それを活かせてない人がいます。

 もちろん、新規投資を考えるだけではなく、「今度の機会こそ、売り損じはしない」とスタンスを決めるのもありだと思います。大事なのは、今後どうするかのスタンスを固めて今後に臨む姿勢です。