本日、注目されていた米国のFOMCの声明とバーナンキ議長の記者会見が予定されています。おそらく、「景気は回復傾向にあり、量的緩和縮小に向けて、いずれ真剣に議論する時期がくるだろうが、失業率が目標とする6.5%の水準までには遠く、今後も雇用の回復具合に注目したい」という、この時期、当たり前のコメントを出すのではないでしょうか。

 ここでいう「失業率6.5%までの改善を目指す」というモノサシを撤回するというのであれば、話しは別ですが、この点を引き続き尊重する見解であれば、当面の2,3カ月のうちに、米国株式市場が日本のように大きく下落する心配はないと考えます。やはり夢を先食いして上昇してきた日本株式相場と、実際に4年かけて、個人消費・設備投資と徐々に明るさを取り戻してきた米国株相場とは厚みが違います。

 最近、とみに中国の財テクバブルの危うさが表面に出て懸念されることが増えてきました。かつて元気であった新興国経済も経済の停滞とインフレに悩む色が濃くなっています。したがって、相対的に、好調を維持する米国市場と急に脚光浴びて期待で輝く日本市場の存在が高まって来たように思います。
 現状を打破するには、米国市場、日本市場が元気になり、恩恵を被りたい、消費を増やして欲しい、設備投資して欲しいと互いの足を引っ張り合うほどの余裕はなく、応援している風が見えます。

 「もう少し安いところがあればと思ってみていたけど、そろそろまた、ドル高・株高の相場の流れに乗ってみようかな」と迷っている人が増えているのではないでしょうか?
今なら、弱気の人が上にたくさん控えているので、買い上がっていっても安い水準で仕込むことが可能なので。