懸念された中国の短期金利の上昇も、市場の反応にビックリして中国人民銀行が一度引き締めた資金を前向きに供給するスタンスに変えたので金利が落ち着くに伴いマーケットの動揺も収まってきました。ただし、これは一時期の反応であって今後時間をかけ、中国の金融機関が抱える不良資産を整理していく始まりでしかないと思います。

 しかし、ある意味、長期の治療を覚悟しじっくりと直していくしかない生活習慣病を抱えると無茶な生活から節制・節度ある生活態度に変わるきっかけとなり、健康的に過ごすようになった人がいるように、投資環境においても、一時期のリスクに鈍感になった状況よりも現在のように課題が目の前にぶら下がっている環境のほうが相場も冷静になり、実体を伴った「実績相場」にこれから入っていくことを前提にすると、まんざら今後の相場展開にとって悪い話しでもないと考えます。

 今後の株式・為替相場はジリジリと株高・ドル高の水準を切り上げ過熱感もなく基調が強まっていくと想定します。「ジリジリ上がってはストンと落ちる」を繰り返す動きでしょうか。

 利益の確定はしっかりと行い、ストンと落ちたところで確信があれば投資する。
当面はそんな取り組み方がいいと思います。

 告知です

 本日の日経新聞夕刊のマーケット総合面にあるコラムで
本日から金曜日まで計4回
「なるほど投資講座」~個人ができる債券投資~で債券投資について書く機会をもらいました。