ポスト小泉が騒がれだした6月頃から中国政府が次期政権に熱い視線を送っているのが感じられました。小泉前首相で深まった溝の修復はあきらめ、次の政権では国交の仕切り直しをしたいと。
 これまで消極的な対応が目立った北朝鮮問題にも、アジアの代表としての使命をもって、中国は動いているようにも見えます。結果は相手のあることですからわかりませんが、私にとって最近の中国の印象は「いい感じ」です。
 日中韓ですぐにでも解決しなければならない問題は山積しているわけですが、解決に向けた一歩が期待できそうなことは喜ばしいことです。
 一方でロシア。小さな新興国であれば仕方ない面もありますが、大国ロシアが豊富な資源や強力な軍事力を背景に、「資源をやらない」とか、「一方的に資源の価格を大幅にアップする」とか、反政府の言論弾圧をするとか、印象の悪いことが度重なっています。
 資源高で経済力が大幅に回復し、押しも押されぬ大国に復活したロシアに何が起こっているのでしょうか。傲慢で、何かにひどく焦っているようにも見えます。
 今後も一方的な資源高が続くわけではありません。環境エコ対策、代替エネルギー開発は貴重な資源を大切に使うために必要なことです。これは単独の国だけで完結するのは難しく、各国の協力関係が欠かせません。この点からもロシアの協調性を欠く行動は、世間とずれているように思うのですが、私だけでしょうか。
 私は今、新興国国債に投資するのが一番効率的だと考えているのですが、ある人が言っていました。「ロシア国債を買うのは抵抗があるなあ」と。