明日、あさってとバーナンキFRB議長の議会証言が控えていますが、特にサプライズな発言内容にはならないと思います。5月22日にバーナンキ議長が量的緩和規模の縮小について表明したあとに多少の混乱はありましたが、おおむねマーケットは米国景気の回復を示す指標が続けば将来量的緩和規模の縮小は当然なことと、将来の政策変更リスクを受け止め、今後のサプライズにはなりにくい環境が整いつつあるのではないでしょうか。

 ニューヨークダウ指数は史上最高値を連日更新し、日経平均株価の深押しは一瞬で終えてしまって15000円の大台を意識するところまで回復してきました。為替水準も、「円高に振れた」印象にはなっていますが、それも、ピッチの早い円安・ドル高だったがゆえの戻しであって、円安・ドル高の基調が変化したわけではなく、今日よりも明日とジリジリと急落前の為替水準に歩み寄っています。

 今更、「あー、日経平均株価が8000円の時に買っておけば良かった」「ドルが80円の時に外貨投資しておけば良かった」と言っても、仕方ない話しです。現在の水準が将来イメージする株価水準よりも、為替水準よりも割安な位置にあると考えるなら、現水準でも十分投資妙味があると考えるなら、投資を検討してみる価値があります。ただし、もっと割安なときには買えるだけの余力は残しておいたほうがよいとは思いますが・・・

 現在、買いたいけど買える余力ない人は、次の株高・円安で相場が吹き上がったときは余力を作るために買いよりも売りを優先させた方が良いでしょう。そして買う余力はあるけど、今は様子を見ると決めた人は、動かない相場を見ていてイライラするのは体にも良くないので動き出すまでは相場から離れ、寝て待ちましょう。

 本格的に動くは8月に入ってからではないでしょうか。ここは良い売り時、良い買い時だけを待ち、普段はのんびり過ごすことをお勧めします。