現在は、相場が強気になる材料が出てこない中で、投資の参加者が様子を見て少なくなっているわけですから、相場が下向きになるのは仕方ありません。

 「ここはやはり今のうちに売っておいて、安くなったら買ってみようか」とか、「誰もが相場の先は見えず、下向きのトレンドは続くと弱気な見方が多く、やはり心配だから売っておきたいと思うけどどうだろう?」と質問を受けることがあります。

 そのたびに、私は
「3カ月以上も我慢したのだから、たとえばもう1カ月我慢してみようと先を見ませんか」
「ここで売っても、いいところで買い戻すことは難しいのではないですか?あそこで売ったのだから、もう少し下がらなければ売った意味がないと欲が出ると失敗しますよ。うまくできる人は少ないですよ」と申し上げます。

 ここはチャンスかもと水準を決めて安くなるのを待っている人以外は、すでに投資をしていないわけではないのですから、今の水準からどれだけの戻りがあるのかを楽しみにして「寝て」待っていましょう。

 下手な考え、休むに似たり  

 現在は「期待」から「実」相場に向かう過程での低迷相場です。この程度の相場展開で不安で日常生活に支障が出てしまう人は、これからもっと煮詰まった相場へと入っていくわけですから、ついて行くのは困難だと思います。次回、相場の明るさが見えてきたときには、あまり欲張らず、リスク資産から撤退を今のうちに心に決めておいたほうがよいと思います。

 今後は大きく儲けにくい相場になります。じっと我慢して持っているだけでは報われないかもしれません。もし日本に将来があるなら、出ていった外人投資家はいずれまた戻ってきます。活気ある相場にいずれは戻ります。