消費税引き上げに対するヒアリングが終了。引き上げ賛成も反対も内容に大きな差はなく、「予定通り引き上げて、成長ダウンさせないように成長戦略で後押しが必要」「景気の腰を折る失敗は絶対避けなければならない。経済成長を促す政策を具体的に実行した上で行うべきであり、多少引き上げの時期が遅れても、成長戦略さえまともであればマーケットも失望することはない」と、引き上げるにしても、先送りするにしても、納得がいく成長戦略を示せ、必要だとしている点に変わりはない。

 もし先送りを決めたら、新たに法律を通さなければならないから、議会でもめて「成長戦略」の話しが先に進まないという懸念から「少々の問題は目をつむり引き上げざるを得ない」と主張する専門家もいますが、そんなことで無駄な議論をする国会議員ならいらない。反対派の内容も賛成派の内容と大差がないのだから、よりベストな法律をさっさと通し、すぐに具体的な成長戦略の作成に取り組めばよいだろう。ここで政治家の本気度が見えれば、この先への期待感も一気に高まる。

 これまでの安倍政権がそうであったように、9月に入って具体的な成長戦略の内容がアドバルーンのように上がり、世間の評価を試すことが多くなるのだと期待しています。「これなら・・・」と期待が持てる内容でなければ、消費税引き上げの懸念をぶっ飛ばすことはできないのは誰の目にも明らかであり、夏休みの間にどんな戦いの展開を想定してきたのか、安倍政権のお手並みを拝見です。

 シリアに向けて米軍等の軍事行動があるのか、ないのかと言っているうちは、投資家は本格的な参加ができません。しかし、そろそろ夜は明けてきそうな時刻に入ってきました。