昨日は、日本株相場は今後の消費ムードの高まりの影響を受けて、上値の重い相場展開を抜けていく目前にあると申し上げました。


 それとはある意味で逆なのですが、「消費税が上がる前に」「金利が大幅に上昇する前に」「東京オリンピックが決まりました・・」とか、いろいろな要素が重なって、現在の不動産の売れ行きは絶好調。


・・・これはすでに事実になっていますし、株価にかなり織り込まれてきたはずです。昨年末に始まったアベノミクス相場をきっかけに盛り上がったこのムードが、さらにどれだけ続くのか。これ以上のムードの高まりが期待できるものなのか。もし、これ以上のムードの高まりは期待しにくいとなれば、たとえ、その後、好調な状態が続いたとしても株価的にはピークアウトしたことになります。


 したがって、個人的には不動産株や金融株の個別銘柄が独自の材料で買われることはあると思いますが、以前のように不動産株全体、金融株全体が買われることはないと考えます。儲かると確信する水準でなければ手を出すのはやめたほうがいいでしょう。リート投資に関しても同様です。リート投資に分配金だけではなく、株価の値上がりも期待しないと買う妙味がなくなったら慎重になるべきでしょう。リート投資は株価の値上がりがなくても分配金で十分と思えるときが投資時です。


「なんでこんなに業績が好調なのに株価は上がらないんだろう」と感じ始めたら株式の売りサイン。株価の盛りを越えてしまった可能性が高いです。