昨日の米国株式市場では、7-9月期GDPが事前の予想を大幅に上回る2.8%だったことで、最初の反応はニューヨークダウが高値を更新する15797.68ドルまで上昇し、ドルは円に対して99.35円までドル高となりましたが、まもなく反転。ニューヨークダウは15593.98ドルの152.90ドル安、ドルは98円を割り込む円高になりました。


 反応としてはニューヨーク株高・ドル高のほうが素直な反応だと思いますが、その方向が維持できないぐらい、マーケットは方向性を信じるに足る実需の裏付けを求めているのだと思います。米国も日本も政治は何をやらかすかわからない。マーケットを刺激する政策まで求めません。ただただ、邪魔をしないで欲しいと、そこを心配しているのだと思います。


 結果、日本市場では日経平均株価は14000円の大台を固め、ドルは98円台、昨日の水準に戻ってきました。株安・ドル安に振れても「下は知れている」ことを確認したのではないでしょうか。

ニューヨークダウの16000ドル、ドル円の100円手前までは、スッと戻ってもおかしくなく、それ以上の株高・ドル高は実需を確認することで抜けていくのだと思います。実需の確認は、そう先の話ではなく、早ければ今月中にも「やっぱり活気が出てきた」と感じるようになるのではないかと思っています。


 大きな買い物には慎重になり、その分、プチ贅沢消費に移っていき、自然、一般人にも実感が広がっていくのだと思います。