私は運用の話を聞くときに、「私にまかせれば大丈夫」と言う人は信じません。私がこれまで出会った運用で成功している人のほとんどの方は、「相場で儲けるのは難しいよ」と言われます。「相場で儲ける」というレベルの設定が普通の人と違うのかもしれませんが、「相場の先行きなんか、わからん」とみなさん同じ事を言います。
 リスクを取れば、たまには大儲けができるでしょう。だけど勝ち続けることはできません。大事なのは儲けた利益を大きな損で吐き出さない、損をするのは仕方ないけど、その損をできるだけ小さく抑える能力だと思います。
 「ジェスティオン・プリヴェ・ジャポン」という舌をかみそうな名前の投資会社は、約1600人に「3ヶ月で60%の利回りも可能」と勧誘し、架空の投資話で320億円の詐欺を働き、その元社長が逮捕されたそうです。これだけの資金を集めたのですから、もちろん、非常に巧みな話法・手口だったのでしょう。
 「何で儲かるのか、聞いてもわからないから逆にすごいものかもしれないと思った」との被害者の声があったそうです。
 「何で儲かったのかわからいけど儲かった」という喜びの声は、「何で損したのかもわからない」という悲しみの声と紙一重です。
 本日はこれだけの事件なのに、あまりニュースで取り上げていません。おそらくマスコミも「何でこんな事件が起こったのか」、視聴者に説明できるだけの内容把握が十分できていないのではないでしょうか。こんなに大きなものはあまりないと思いますが、この手の話しは多くあります。これを機会に、「うまいだけの話はない」ということを思い出して気をつけましょう。
 「ここだけの話しですが・・・」「情報はあるところにはあるんです・・・」。気をつけましょう!!