本日は日本株相場の初日でした。結果は、日経平均株価でマイナス382円安の15,908円となりました。

また、年初の経営者が占う2014年のアンケートでは、高値予想の平均が18,625円、安値の平均が14,465円でした。私は17,000円が妥当水準で、高値・安値は両方ともあり得る水準。それ以上上昇するほど、行き過ぎた反動で安値予想を大きく下回る事態を覚悟しなければならないと考えています。


 したがって、本日、大幅に値下がりした引け値水準で投資しても、放っておけば損を覚悟しなければならない水準だということです。


 株価は現在を映す鏡ではなく、将来6ヶ月後を映す鏡だと言われます。「先はこうであろう」という期待を先読みしたのが現在の株価なので、「先はこうであろう」という期待通りでは人はがっかりして株式は売られ値下がりします。期待以上の成果、サプライズが続かなければ上昇は続かないのです。


 そういう意味では、昨年はどーしょうもない民主党政権の世の中から、久しぶりに期待できるかもの安倍安定政権となり、アベノミクス相場のムードに乗って日本株式相場は6割程度上昇してきたわけです。その余韻まで先食いしたのが現在の日経平均株価の水準です。個別の銘柄で期待をかける意味は十分理解しますが、日本株式相場全体が昨年並以上の成績を期待すること自体、無理があるのだと私は思います。

「そりゃ、そうだよね」と冷静になり、株価は調整し、力があれば再度上昇するかもと考えるのが普通なのではないでしょうか。


 成長戦略第三の矢が空砲で、その後も日銀頼み。こんな状況で、本当の持続的な株価上昇を期待するのは難しい。以前のように、矢継ぎ早の規制改革を促すムードの高まりがこないとじり貧の相場展開も覚悟していたほうがよいかもしれません。


 「なぜ買うときばかり積極的に勧めるのに売りの時は何も言わないのだろう」と相場下落局面で投資家から不満の声が上がるのですが、私のような「買いを勧めない」コメントの受けは毎度のことながらよくないですね。