ずっと日本株相場の先行きに迷いがありましたが、個人的には、期待された2014年の日本株相場のロケットダッシュはなく、停滞した相場展開に入ると想定し、今後は株式相場よりも割安感のある為替相場のほうに注目して資産配分の見直しを提案していきたいと考えています。


 昨年10-12月期の決算や景気が良かったというのは過去の話。年末商戦が盛り上がったというのも過去の話であり、その結果の誤差に一喜一憂することに意味を感じません。

重要なのは、この1-3月期、もっと言えば、2014年の企業業績や景気が現在予想、期待するよりも良好な世界が見えているかということだと思います。

 それには、日本でいえば、成長戦略の話ばかりではなく、具体的な行動・足跡が求められます。しかし、現在のところでは、何をノー天気なことを言っているのか、「今年の6月ぐらいに・・・」とかとぼけたことをいい、話さえも進んでいない様子。

 そうすると、次に期待するのは、日銀による、さらなる金融緩和と、政府は日銀にまた責任を押しつけるしかない。しかし、昨日、日銀が発表した1月の地域経済報告(さくらレポート)では、全国9地域の景況判断に「回復」と盛り込む内容でした。全国9地域全部で回復としたのは2005年4月以降初めてとのことです。

つまり、日銀は金融緩和策の効果は十分出ていて、政府や市場が期待する追加緩和なんてする必要がないということ。


 都知事選に細川知事候補と小泉元総理のタッグに注目が集まるほど、安倍政権の傲慢に見えた政策・行動に対しての不満がヒートアップしていく可能性もあり、これまでのような強引な政策運営はしにくくなると思います。あれや、これやを考え合わせると、昨年、買い上がった外人投資家が今年も同様に買うスタンスだと買い材料として手放しに喜んでいていいのかな・・・・


 株式投資は、安いところで買っておかないと利益確定が難しい相場展開が続きそうです。「ここで買っても、それ以上で高く売れる確信がある」かどうかを、必ず検討しましょう。

「とりあえず、買い」と安易な買いはお勧めしません。ましてや、投資の初心者に「株式投資で儲けよう」なんてことは言えません。