たいした売越額ではありませんが、やはり外人投資家は今年の第一週(6~10日)が11週ぶりに売り越しであったと発表がありました。ここ20日に至るまで、日本株相場は期待された盛り上がりはなく、靖国参拝の余波や予定外の都知事選の行方が気になる中で、昨日は注目された名護市長選で安倍政権はまた地方で土をつけました。


 「これまでアベノミクス相場で株高・円安と浮かれて夢を食べてきたけど、安倍政権は何かしてきたのだろうか。本当に成長戦略・規制改革を進めることができる政権なのだろうか」と国内外の投資家が疑いだし、買っても上がらないことに「買い疲れ」が広がっていきそうである。


 この流れをもういっぺん夢・期待へと引き戻すには、経済特区の具体化を進めるなど、政権の青写真を示す以外にはないと思います。昨年末のように、経済優先がお題目になり、国民を白けさせる政治を見せつけられると日本株相場の停滞は長引く恐れもあり、まさに政治リスクが相場動向の重石になりかけています。


 安くなれば投資チャンスであることは間違いないですが、「先は何とかなるさ」的に高値を深追いしていくのは後悔の元になりかねず慎重であった方がよいと思います。