民主党の菅さんは株式投資をやったことがあるのだろうか?株式投資を「額に汗してない労働」、不労所得と決め付けた発言をしています。「ちゃちゃっと動かして1億も、2億も利益を上げる。そんなことを許していいのか。そんな取引には20%、30%の譲渡税をかけるべきだ」と菅さんが言う、そんなうらやましい人間がそんなにいるのだろうか。
 株式をやっている多くの人は、儲かるときには確かに儲けるけど、何度も上がり下がりを繰り返しているうちに、投資額を増やして、最後はドーンと大きな損をして、「もう金輪際株式投資には手をつけない」と悲嘆にくれ、証券会社からくる資料にも目を通さない日々を送る。そして株式投資ブームに沸くと、最初は「結局、損をするんだぞ」と慎重だが、回りが儲かった、儲かったという話を聞くと気持ちが騒いできて、「少しだけなら・・。過去の反省を活かして・・。今度こそ・・。」と3,4年ぶりに投資を再開する。そしてまたの繰り返し。私の回りで「株式投資を本業で生活を立てています」という「つわもの」はほとんどいません。
 トータルの損益で考えれば、マイナスになっているかもしれない人から、一時的な儲けが出たといって、高い税金を払わせる仕組みを作っていいのでしょうか。投資は預金とは違うのです。満期まで持っていれば必ず元本が戻ってくるものばかりではありません。
 株式投資で成功している人は確かにいますが、そこまでになるにはいろいろな失敗を重ねて現在があります。そこをくじけず、投資を継続できた人は貴重な存在です。大抵の人がくじけてあきらめてしまうのですから。責任ある立場の人が、投資する気持ちを卑しむような無認識で無責任なことを口にするのは許せません。
「投資は必要だけど、けしからん」。言っていることが理解できません。
 投資結果だけにスポットを当てた感情的な発言は、なんの改善も生みません。投資は平等で公平な環境で行うもの。不正を監視し、排除していくことの方が大事だと思います。