太平洋赤道域東部の海水温が上昇するエルニーニョ現象が発生していて、その影響により、日本は長梅雨の後、冷夏に入る可能性が高いと懸念されています。長梅雨と冷夏が経済に打撃を与えるという見方があるからです。


 また本日からブラジルでワールドカップが始まり来月13日まで続きます。つまり、ますます、投資への関心はそがれていく可能性が高いです。


 「日本株式相場は米国株式相場よりも割安な状況にあるので買いのチャンスです」と専門家のコメントが多いのですが、どうでしょうか?高値警戒感が広がる米国株式に比べて多少の割安感があったとして、それが明確な買い材料と言えるのでしょうか?個別銘柄で、小刻みな切った張ったのキャピタルゲインを取りに行く投資家なら別ですが、普通の投資家に向けて「米国株式よりも割安な日本株は買い」と勧めて安心な水準だとは個人的には思えません。


 やはり、日本株相場は「下がるときがなければ上がらない」、「下がらずに一段高するようであれば吹き値で売って様子を見るのが次善の策」だと考えます。


 個人的には、ワールドカップも始まり、長梅雨となれば、日本株相場の立ち直りは来月中旬のワールドカップ閉幕後まで延びたように思います。