最近特に、債券投資について聞かれることや、話してくれという依頼が増えてきたように思います。債券投資と言っても、幅が広く、地味なリターンのものばかりではなく、対象によっては10%以上のハイリターンを期待するものもあるのですが、債券投資のパフォーマンスが高いときは、たとえば株式やリートのほうがもっと高いパフォーマンスで目立つことはなく、大抵は、株式もダメ、リートもダメで大きくやられている中で、債券だけわずかながらのプラスを確保したときだけ世間の注目を集めるといった繰り返しです。


 現在は、株式もパッとせず、リートもパッとせず、下落リスクを気にする人が増えてきたので、債券投資に関心が少しずつ高まってきたのかなと思う次第です。


 高値を警戒される株式もリートも、個人的には「まだ買えるか」と新たに買う機会を探るよりも、今あるものを「いつ売るか」の売る機会に対して神経を集中させたほうがよいと考えます。

すでに安くなったら買えるだけの資金と心の準備ができている方は問題ないのですが、下がったときに、手も足も出ない状況になる恐れのある人は、たとえ、現在が利益が出ていなくても、少なくとも一部は売却して買い余力を確保しておいたほうがよいでしょう。


 日本はこれから9月の組閣に向けて、もっと退屈な投資環境に入っていく可能性が高いです。


 退屈な環境でも、放っておくだけで利息で元本が増える債券で投資している方は成果を上げることができますね。円高や金利上昇になり、新規に債券投資するのが有利な環境が来たら、値上がり益を狙う対象だけではなく、ぜひ、「債券投資を行うタイミングとしてどうかな」と債券投資を検討する時期に入ったと私は思います。