本日の風は気持ちのよい秋風になっていましたね。この先の天気が残暑の厳しいものになるのか、それとも、意外と早く秋を感じる季節が来るのか、現在の投資環境のように先が見えません。


 「こんなに金利が低く、お金がジャブジャブなのになぜ株価の値上がりが鈍いのか」という疑問よりも、やはり、ドイツも日本も米国も、いつか上昇するだろうと心配されている金利が上がる気配がなく、異常な低金利で張り付いているのは、お金のジャブジャブだけに頼ってきたリスク資産の上昇に限界が近づいている相場の警鐘なのだと私には思えてなりません。


 賃金の上昇による個人消費の回復を株価上昇のきっかけとして期待するコメントをよく聞きますが、私は賃金の上昇は企業のコストになるわけですから、売り上げが伸びない限り、利益率の低下につながり、多くの企業にとっては生き残りをかける厳しい正念場に入る可能性のほうが高く、バラ色に考えるのは楽観が過ぎるように感じているからです。


 以前、債券のアクティブ投資を行うファンドマネージャーの話が印象に残っています。

「債券投資の成果が上がらないのをゼロ金利の投資環境のせいにするのは情けない話です。インデックス運用なら仕方ないけど、アクティブ運用を信じて投資家からお金を預かって運用しているのだから期待以上の成果を出してこそプロなんです。ゼロ金利の中でも、リターンを積み上げていくやり方があるはずですから・・・」


 あなたはえらい・・と応援したくなりました。


 企業の経営者でも、「景気のせいにはしない」と言われる方いますね。やはり、それがプロなのだと思います。

 「休みも相場」「機を見て敏」。投資にはメリハリが大事で、ずっと参加していれば成果が上がるほど単純ではありません。変化を逃さないセンスが大事なんでしょうね。


 私の場合は、特殊な能力がない普通の投資家なので、迷ったら、放って置いても成果があがる「債券投資」を検討します。


 以前もご案内しました。生活設計塾クルー主催のセミナーで8月21日昼の部、22日夜の部で私がスピーカーとして「債券投資」について話をします。都合がつけば、皆さんの参加をお待ちしています。