原油価格の急落などを理由にロシアのルーブルの急落が止まらず、政策金利を大幅に引き上げたが通貨の先安感が依然残る。他の資源国の株式相場や為替相場も引きずられて下がり、金融市場には一気に不安心理が高まりました。後にはルーブルショックと言われるかも知れませんね。


 個人的には為替市場が一気に122円までドル高・円安となり、原油価格が一気に60ドルを割れるような一方的な動きになれば、その反動がどこかで現れるのは自然な流れだと思います。行き過ぎた動きが行き過ぎた動きにより中和され、新たな均衡点を探る過程に現在あると考えます。


 そういう意味では、円高・株安の大きな動きや不安な話に先の見通しが立たず戸惑う方も多いと思いますが、一度、そういう理屈でない状況に入ってしまうと「何故だあ」と叫んで途方に暮れたところで何も変わりません。


 私はこう自分に問いかけています。

「そもそもロシアが破綻するリスクはどれくらいあるのか」。これが原点です。


「そんなことはないだろう」と考えるなら、売られすぎたものは落ち着けば戻ってくるはずです。

「ありえるかも」と考えるなら、これまで起こると考えていなかったことが発生したわけですから、

リスクを落とすなど新たな対応が必要で、万一の際の準備をしなければなりません。


 相場は行き過ぎれば、いずれ振り子のように逆の行き過ぎたところをめざします。

本来なら想像もしていなかった景色が行き過ぎたことで見えるかもしれません。現在、投資しているものがどうなっているかは今は置いておいて、新規投資を行う目で現在の水準がチャンスかどうかを検討したいものです。それができない方は、相場が戻る場面があったら、利益確定を優先してこの相場から撤退を意識したほうが良いと思います。


 来年は今年以上に激しく上下することが多くなると思います。