最近は、相当、トレーディングに確信がある時以外は相場に参加しないで放っておくと決めているので、一日相場が気になる状況には縁遠くなりました。ついつい、小さな値動きを繰り返す投資環境に関心が無くなり、ブログの更新も滞りがちです。


 そこで、来年の株式、為替相場について考えてみました。

個人的には日経平均株価で18000円近辺では新規買いには興味は無く、20000円を超えて、さらに高くなる株高相場は期待していません。19000円を抜けて行くには相当エネルギーが必要だと思います。おそらく、年初高く、春先に向けて頭の重い展開に嫌気がさして、目先の高値をつけるのだと思います。


 下値は15000円前半。ここまで下げる深い押しがないと再び大きな値上がりを期待できる相場は来ないのではないでしょうか。ただし、これは日経平均株価ベースであり、個別株では上がる銘柄と下がる銘柄の二極化が進み、大きな変動の中で「割安を買って利益確定する」機会には恵まれると思います。まったく、株式相場がつまらなく、人気の無い相場になるとも思いません。


 為替相場はドル高に引きずられて円安が進む展開は来年も続き、下値は110円台を割ることは無く、上値は137円をめざすドル高・円安が行き過ぎる展開を想定します。しかし、ある時点から円安を喜ぶムードは一転し、円安=日本株高という流れから円安が日本の将来を不安視するムードに変わるのだと思います。


 国債、ETF、Jリートを買い続ける宣言をした日銀が非常に不自由となり身動きが取れない状況におちいり、株安・円安・金利高に追い込まれてしまうことが日本にとって最悪のシナリオです。しかしながら、ありえないシナリオではないので、2015年は今年よりもさらに「大きな損を被らない」ための準備と覚悟が必要だと考えています。


 「来年は株高・円安になる。長期の視点で投資できるチャンスだ。みなさん、奮って参加しましょう」と安易に不特定多数の方に投資を勧めるのはいかがなものか。覚悟と準備がある人にはチャンスがある年になると敢えて申し上げたいと思います。