安倍総理が「改革断行国会」と銘打った通常国会が始まっています。今回がこれまでのように、「声が大きいだけで何も変わらない」という評価が下れば、アベノミクス相場の先は余り期待できなく、ますます、「何でもやると言ったでしょ」と日銀に追加緩和策を望むしかない「クロダノミクス相場」しか残らない、非常に安定感に欠けた相場展開を覚悟しなければなりません。


 金融緩和は景気回復・雇用回復に道筋をつける時間的な余裕をつくる効果を期待するもので、いわゆる金融相場から実績相場へのバトンに失敗すると、実態なく上げた分だけ反動安は大きくなるのがこれまででしたし、今回が例外であるとは思われません。


 2013年は円安・株高で最高の年になりましたが、2014年は儲けることが難しくなり、2015年はさらに儲けることが難しい年になったと思います。難しい相場で頑張って儲けようと苦労するよりも、やさしい相場になるのを待つ忍耐強さが、資産を守って増やすには大事だと思います。


 投資で大事なのは継続すること。なのに投資が継続できないのは大きな損を抱えてしまうから。


つまり相場が高値圏にある時は、「何を買ったら儲かるのか」に時間をかけるよりも、「大きな損をせず、次なる割安な機会をじっくり待つ余裕をどうしたら身につけられるか」に時間をかけて考えたほうが良いと思います。


 日銀にばかり頼る相場展開が長く続くとは思えない。この見方は悲観が過ぎるのでしょうか。

私は、高値警戒感がほぐれる下落がない限り、その前に大きく上昇する相場展開は期待できないという見方を変えていません。

 割安になった時に間髪入れずに投資判断ができる準備にいそしんでいます。