景気が良くなるにつれて金利は上昇し、景気が思わしくなくなってくると金利は低下し始める。


 金利は景気の体温の役割をはたすものとされてきました。


 にもかかわらず、質的・量的金融緩和により、日欧の国債利回り等金利は景気動向に反応せず、ゼロ金利、マイナス金利状態にあります。


 毎月の国債発行額とほぼ同額を日本銀行がマーケットから吸い上げて、本来、国債の特徴であり、メリットである流動性にも支障が出始めている様子。


 景気の良し悪しのモノサシである金利の上下変動を、官製でその役割を奪ってしまっている異常な状態は、マグマだまりのように突発的なリスクを高めているのではないでしょうか。それに、そんな無茶が長続きするような気もしません。


 以前、こんな話を聞いて笑ったものでしたが、

 中国での話。「いずれは売りが出て、価値が暴落して困ることにならないか」という懸念に対して


 「それなら大丈夫。売りを止めればいいのだから・・・」


 金利上昇懸念を失せさせるために、お金を刷って日本銀行が買えばいい。

同じレベルのようで笑えません。やはり、自然な金利変動が存在するマーケットが健全であり、継続するのに必要な要件だと思います。