俺が決める、責任は俺が取る、任せてついてこい。


 頼もしく見えていたリーダーシップも、毎回、毎回、同じ行動を取られると本当にこの人に任せていて良いのかと不安に感じるようになってきました。


 見方に裏表があり、どんな課題にも反対意見、慎重な見方があって当然であり、最後に責任を持って意識高く判断していくリーダーは頼もしいと思いますが、独断専行はいけません。


 原子力再稼働・・・、沖縄問題・・・、安保法制・・・

今回の代々木新競技場の大幅な見積もり誤りをした事案を、なにもなかったように承認するのもおかしな話です。この新競技場の建築費に比べれば非常に微々たる予算でしかない選手育成費さえも削るなんて本末転倒な話です。そもそも、コストをかけないオリンピックをめざした2020年東京オリンピックではなかったか。原点に戻れば、こんな結論になることは信じられないし、国民への裏切りです。むしろ競技場等のコストを抑え、選手活動のサポートを優先すべし。競技場で活躍する選手あってこそのスポーツの祭典でしょう。


 どんな反対意見があっても受け流し、淡々と自分たちの構想通りに運ぼうとする。そう国民から決めつけられる前に、丁寧な対応に軌道修正しないと「日本も将来ギリシャのようになる」という話を笑えなくなるかも知れないと、最近の先を急ぐ政府の姿勢についていけない。


 野党は「与党の案は不条理だ」とまともな対案をつきつけて、与党が修正せざるを得ない本当の論戦を願いたい。政府のあり方をこうしてしまった野党の言い放しは政府よりも罪が重いと思う。


 投資環境は期待が先行した買いは当面控えたい。期待がはげて売られすぎの事態になった時に、「あー、なぜこんなに売られる」と不愉快に思うのではなく、「ここまで下がれば買いを検討しても良いかな」と前向きに投資と向き合える心構えでありたい。