以前、中国で金の自由取引が導入されて金価格が大きく上昇しているときのセミナーで、「相場は上がれば下がるもの。バブルはいずれ破たんするもの」とマーケットの変動を一般論で説明したところ、「バブルが破たんするのを防ぐのは簡単だ。売らせないようにすればいい。売りがなくなれば下がらない」と至極当然なこととして話す人がいたと聞きます。それは、個人投資家のセミナーではなく、マーケットを監視・管理する側のえらい人たちだと聞いて、そんなものかなあとその時感じたことを覚えています。


 でも実際、上場企業の半分が企業の意思で売買停止の手続きを取り、売る手段を奪い、加えて、不正な空売りは処罰すると恫喝し、本来、大義名分のある投資家も処罰を恐れ、ヘッジ手段を封印してしまう・・・・  すごいと息をのんでしまう。


 中国株式の暴落→消去法で日本株式買いという図式もあったと思いますが、当の中国株式が売れないとなれば、代わりに売りやすい日本株を売却して中国株式暴落に備える投資家も増えるかも知れません。


 中国株式相場の強引な市場操作を目の当たりにして、「不動産は?」と不安に思う人もいるでしょう。

「元の国際化」を図りたい中国にとって、今回の行為は市場の信頼性を大きく損ない、実現を遠のかせたと思います。