中国経済の減速が懸念されて久しいですが、やはり、中国経済の回復を前提にせず、中国経済の減速、そして停滞が長引くことを前提にした投資の取り組み方を意識したほうが良いと思います。


 本日の日経記事にも、2016年度の決算数字を下方修正する中国関連企業とされる企業の決算が報じられています。

「ファナック」 2016年3月期の連結純利益 前期比23%減

「日立建機」 2016年3月期 中国の予想売上高 25%減

「神戸製鋼所」2016年3月期 建機部門の経常利益 50%減


 かなり業績に大きな影響を与えた数字になっています。


 にもかかわらず、15日に中国政府から発表された2015年4-6月期の実質GDP成長率は大方の予想数字を上回る7.0%でした。多くの方にとって、違和感を感じる数字でした。


 すでに中国に関係の深い日本企業が業績悪化が顕在化している事実をどう見るかだと思います。

すでに経済は悪化しているけど数字に表れるのはこれからなのか、日本の特殊事情によるものなのか。


 いろいろなところに、「先は悪くないはず」と楽観的な見方がありますが、中央銀行や年金買いに頼る期待相場から実績相場へ移行せざるを得ない状況になっているのだと思います。

 だとすれば、期待で持ち上げられた部分の修正がないと長期的な視点を持った投資家の登板機会は当分無さそうです。