TPPが大筋合意に至らなかったという知らせが入りました。政府が示せる唯一の成長戦略の一歩を踏み出すことができませんでした。

 それぞれ各国の代表が自分の国に向かって「やっているぞ」とやった振りをアピールすることで交渉内容の開き、溝をついに埋めることができませんでした。


 私も久々に大きな会社のメンツ社会に関わることになって、「現場の声を大事にして顧客ニーズをくみ取りサービスに反映していく」がただのカラ念仏で、えらい人の凝り固まった固定観念が邪魔をして、柔軟性がまったくないやりとりにうんざりしてしまいました。


 「こんな頭の人がえらい人で君臨する会社は大丈夫か」と、ある意味、その会社の将来を気の毒に思いました。


現場が上ばかりを見ている会社に、創意工夫、サービス向上、新規開拓などといった気風は期待できず、現場の志気は落ちるばかりです。


 顧客が何を望んでいるか。顧客に何を買ってもらうかは、顧客ニーズをつかんだうえでの話であって、押しつけるものではありません。安倍なにがしのように、顧客が望んでいるはずとごり押しをすればするほど顧客の気持ちは離れていきます。


 あれも不安でしょう。これも不安でしょうと不安をあおるだけでは気持ちを混乱させるだけで、

あれも不安だろうし、これも不安だろうけど、「あなたにとって今一番不安なことは何か」を明確にしていくプロセス・サポートが、その人が不安から抜け出す早道と考えます。


 7月相場は不安相場の前哨戦。8月はさらに心揺さぶる相場展開を覚悟しておいたほうがよいでしょう。

割安なところであれば追加投資と考えている人にはチャンスでしょうし、投資環境に慎重な人は事前に嵐が来ても平静を保てるように心の準備をしておきましょう。


 国民の声を無視した政治、顧客のニーズによりも上司の顔色をうかがう社風の会社が長く続くわけがありませんよね。早く気づいて出直してもらいたいものです。