10月22日にドラギ欧州中央銀行総裁は12月にも追加緩和を打ち出す示唆を行い、市場は驚き、株高・ドル高が久々に進行しました。


 しかし、その熱も長続きはしないようで、目先の天井を確認することになりそうです。


 ドラギ・マジックは、相当威力があったはずですが、昨年10月の黒田バズーカと同様に、ドラギバズーカも、放ってしまった後は、打つ玉がほとんどなくなります。


 2016年は、日米欧の中央銀行が踏ん張って現状を維持している間に、期待ではなく、実の景気に力強さを取り戻せるか、どうかで、投資環境は底打ちするか、底割れするか。


 どの国にもどの政府にも、仕上げたいことがあるのでしょうが、無駄にする時間に余裕はなく、世界的に経済を立て直すため、経済を最優先した取り組みをせざるを得ない切羽詰まった状況に入ってしまったと思います。軍備にお金をかけている余裕は、どの国にもないはずです。


 「平和の配当」、そうあって欲しいと願います。