本日は、郵政グループ3社の上場がまずまずのスタートとなり、ひとまずホッとした人が多かったと思います。株価水準も微妙なところに差し掛かり、相場動向を左右するイベントも多いので懸念もありました。郵政グループ3社が今後の値動きが多くの人にとってハッピーな形で推移するのか、どうかで、年内の株式相場に希望が持てるかどうかを決めるような気がします。


 最近、「FRBは12月に政策金利の引き上げに踏み切り、相場の不透明感を払拭したほうがいい。どうせ、引き上げた後はしばらく、次の引き上げまでには猶予があるはず。そのほうが相場の上昇を促す機会となり望ましい」という意見の人が増えています。


 イエレンFRB議長は、「なぜ、もう少し早くそう思えなかったのか。そうすれば10月に引き上げることもできたのに・・・」と思っているのではないでしょうか?

 FRB内でも、最近、利上げを支持する意見が上がるようになってきましたが、こちらも同様です。なぜ、もっと早く・・・と。FRB内でも、「イエレンさんは内心利上げを諦めてしまったかも」というムードを察して、「このままではいけない」と慌てて声を上げだしたように私は感じています。根拠はありません。


 もしかしたら、どこかでは発言しているのかも知れませんが、そもそも、米国の量的質的緩和に踏み切った「バーナンキ元FRB議長」は、政策金利を引き上げる時期として現在は不適当だと考えているのか、それとも「今だ」と考えているのか。


 イエレン現議長の難しい立場を一番理解しているはずの彼は何をしているのでしょうか?もし、イエレンFRB議長と同意見であれば、春先から「私はイエレンFRB議長の判断を支持する」と表明して、援護射撃をしても罰は当たらないと思います。


 このままでは、相場の下落、景気の停滞を招いたら、すべてイエレン議長の判断が遅かったと彼女のせいになりかねません。


 正直、最近の相場の動きは、「何故下げたのか、上げたのか」がわからないケースが増えてきたように思います。相場の質は、ますます悪くなってきたと思います。