強弁する...道理をねじ曲げる...白を黒という...屁理屈をこねる...詭弁を弄する...


 個人消費に一時の高揚感はなくなり、成長率・消費者物価はマイナスに落ち込む。

 またぞろ、想定外(?)の中国経済の停滞、異常気象、日本にとってプラスのはずの原油価格の下落のせいにして、政策の想定に間違いはないと言い張る。


 消費が盛り上がらないのは、企業が賃金を上げず、設備投資をしないからだと言い張る。企業が賃金の引き上げや設備投資に踏み切れない原因には言及せず。


 期待を煽り続けて3年経って結果が出ていないにもかかわらず検証もせず問題ないと言い張る。

準備不足、見切り発車と国民の大半が不満な「マイナンバー制度」も決まったことだからと我関せず。


このままでは「一声かければ株は上がるし、円安が進む」と期待に働きかけ、その成功にあぐらをかいてしまった安倍政権のツケが、それを支持した国民にもまわってきそう。


 「将来の年金の財源確保のためには、国債に偏った運用ではダメだ。こんなに投資環境がいいのだから当然株式への運用を高めるべき」と尻を叩いた政府は、将来、株式価値が暴落し、年金資産の価値が大幅に毀損して年金の将来を絶望する事態が発生したときは、どんな責任を取るのだろうか。


 「だって、みんな株が上がるのを喜んでいたじゃないか。上がれば下がるのが相場の道理。仕方ない」と言い切るのか、それとも、「それは高いところで利益確定をしなかった年金運用者の力不足だ。政府は関係ない」と言い切るのか。


 期待に働きかけた投資環境の維持に限界が見え始めた今から、当事者責任と役割を明確にして、万一の対応に当たってもらわないと、ただ放ったらかしで相場の流れに任せるだけになりかねないと懸念されます。


 日経平均株価は21000円のカベがさらに厚くなり、新たに2万円のカベを作りました。