私のメインバンクは三菱東京UFJ銀行。うちの嫁さんには滅茶苦茶評判が悪い。いつ行っても、ATMが混雑している。窓口ではたいへ〜ん待たされる。メインバンクでの特典は少ない。ボロクソでした。
 その三菱東京UFJ銀行が平日昼間、コンビニに設置されたATMを無料で使えるサービスを始めると発表した。これは助かる。あっぱれ、三菱東京UFJ銀行。
 銀行は得だなと思う。「自分の金をおろすのにこんなに待たされ、微々たる利息しかつけないくせに法外な手数料まで取る」と、ついさっきまで怒りがこみ上げていたのに、今回のようなちょっとしたサービスを受けるだけで見方が変わってしまう。「銀行って最近がんばっているよなあ」と預金者に感謝される材料は、これ以外にも、たくさん転がっていると思う。他の銀行も頑張って、預金者に利益を還元してくれ。
 しかし、メガバンクの決算発表の席上では、「儲けすぎ」批判があるためか、これからの見通しは謙虚なもの。こんなに利益を出しているのに「本業は振るわず、病み上がり」だと言う。
 融資競争が激化する一方で、新規融資先開拓が難航。投資信託の手数料や年金保険の販売は頭打ちだと言う。
 「今までは貸すところが少なかったため、新規のおいしい貸出先がたくさん確保できたし、既存顧客で投資信託や年金保険がおもしろいように売れた。これからは努力が必要になる」と聞こえてしまうのは、私のひがみか。
 業績を上げるために苦労しているのはどこも一緒。これからの大変さのために、これからも預金者には「低い利息」「高い手数料」は我慢してもらいたいと頼られても困るというもの。知恵絞ろうよ。
預金者あっての銀行。ちょっとサービスするぐらいで「印象」がよくなってくれるうちに、銀行のフアンを囲い込んでおいた方がいいですよ。当たり前になってからでは、誰も賞めてくれないから。