最近の政府から出てくる数字は、あまりに現実離れしていて、「本当にその数字を信じていいの?」とどっかの国を笑えない情報の垂れ流しが続いています。


 ぶちあげた数字は、いずれ期限が来て、取り繕うのがどんどん難しくなります。普通は・・・。しかし、一枚上手の政府は、何もなかったように「看板の書き換え」を行い、何か問題がという顔をします。


 我々は自分の資産を守るためには、「何かしてくれるはず」という期待はやめて、今できることを出来る範囲で考えるしかありません。大事な事は、確信なき投資には慎重であること、一方で割高だと懸念する資産は自分がリスクを取れる程度まで意識して絞ることです。


 トランプ大統領候補が暴言吐きまくりでも米国民の期待が高いのは、米国民のプロ政治家に対する強い不信感があり、それよりもましということなのだと思います。安倍官邸一強も、他のプロ政治家ではどうしょうもないという失望により支えられているのと同じです。


 もはや日銀の神通力はなくなり、追加金融緩和にこれ以上の期待は厳しく、今後は期待を煽った副作用で膨らんだ「過剰設備」「不良資産」を圧縮し、大きな相場の波に堅固な備えができているかが問われます。


 政府・中央銀行の危機対応は、万一に備えて資金を潤沢にするしかありませんから、マーケット全体では資金の絶対量は足りなくなることはないと思いますが、危ないところからは資金を引き揚げて、安全なところを手探りする動きが来年には顕著になると思います。

こっちだ、あっちだと、その都度、大きな騒ぎが起こり、価値も乱高下。


 「申、酉騒ぐ」の落ち着かない年の始まりです。