どれも高くなってしまい、今は何に投資したらよいかがわからないときに、「1つに対象を絞ると値下がりリスクが大きいので複数に分散する投資を勧めます」と分散投資を謳った金融商品が流行ります。


 でも、冷静に考えてもらうとわかるのですが、「どれもこれも割高に見えて自分では判断が難しい。だけど、このまま投資に慎重であって良いのだろうか。まだ上がるという見方もある」と、そんなときに大きな金額で分散投資を行うのは適当なのでしょうか。


 割高だと思うけど、まだ少し上がるかも・・・・・、というときは、自分で許せる範囲のリスクを取って慎重に投資するのが正解なはずです。


 逆に今は、ただただ、目先の動きに振り回されて何も手がつかない方が多いのだと思いますが、現在のように、「底ではないけど、大分安くなってきた。一部には割安になってきたものもありそう。だけど、どの対象が割安なのかは確信が持てないし、下落がいつまで続くかもわからない」と考える方であれば、今こそ、「行き過ぎた割安になっていくかも」という対象に分散投資を行ったり、積立て投資を行ったり、検討する価値ある時期に入ってきたと思います。


 いったんこれだけ急落すると、「買ってすぐ報われる投資環境」ではなく、「安いと思って買ったのに・・・」と買っても買っても下がる経験のほうが多くなり、辛抱のいる相場が続きますが、大きく資産を増やすチャンスは、こうしたいわゆるバリュー相場のときにコツコツと参加した方しかつかめません。