欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は21日に、3月の次回政策委員会で追加の金融緩和を検討すると発表し、続いて、「必要とあれば躊躇なく」と発言を繰り返す黒田日銀も近々追加緩和に動かざるを得ないと期待するムードが高まっています。


 黒田総裁はその気でも、他の日銀メンバーはどう思っているのだろうか?


 金融緩和に頼った景気カンフルの効果は長続きしないことは誰の目にも明らかであり、「やってみなければわからない」と、後は野となれ山となれで試みた結果、期待していたマーケットに失望のトドメをさすことにでもなったら、それこそ後がなくなる。


 「はっきりとは言えないけど、日銀としてはやれること(金融緩和策)の手段はまだまだある」と黒田総裁は言うけれど、想像力が乏しい私としては思い浮かぶことは極めて少ない。

 日銀として、やれることとやっていいことは違うはず。


 日銀が設備・人材投資に積極的な企業を投資対象にするETFを作らせ、そのETFを購入することで応援するという話は、本当に日銀の総意なのか。こんな重箱の隅をつつかなければならない日銀の頭をいくつ並べても、黒田総裁が言うところの、マーケット関係の皆が納得するような金融緩和の選択が残されているのだろうか?もしあるとすれば、それはまさにサプライズ、びっくりポンや。


 いったん買い戻しで大きく戻して来た日経平均株価が底を固める動きになるか、それとも、下値探りが継続するのか、今週は大事な週になりそうです。