安倍政権の「新三本の矢」にしても、今回の日銀の「マイナス金利の導入」にしても、新しいことを始めるなら、その前の「三本の矢」や「量的・質的金融緩和」の結果を検証し、なぜ想定通りにならなかったのかを明らかにして、その不具合を解消できる方法であることを丁寧に説明に時間をかけるべきだよなあ。


 多数決で決めたから問題ないと、半数の意見さえ固めれば民意だと言い張る・・、それでいいのかなあ。


と感じた方は多かったと思います。


 今回のマイナス金利の導入については、冷静になって考えれば考えるほど、メリットよりもリスクのほうが大きく、今回の決定を行う前に、他にやるべきことはなかったのか、やるならやるで、5対4で押し通して決めるのではなく、日銀メンバーでもっと議論を戦わすべきであったのではないか。


 今回のサプライズは、前回の黒田バズーカのように賞賛のサプライズではなく、「本当にやるの?やってしまっていいの?」という呆れた感のサプライズで質が違うものと私は思います。


 あきらめなければ「失敗」ではない。


 そういう考え方もありますが、それはあくまでも個人の話であって、国の将来をメンツだけで押し通されても困ります。量的・質的金融緩和の内容を現実に合わせて実現可能な水準に修正し、新たな目標を掲げ直したほうが良かったのだと思います。

 多少の混乱はあったでしょうが、将来の画がそこに見えるのであればいずれ収束します。しかし、「頑張れば報われるはず」と尻を叩かれても、後は野となれ山となれと将来の画がなければ信頼する気持ちがどんどん失せてくるのは仕方ないことです。


 政府も日銀も、「責任」を口にすることが多いですが、言うだけではなく、どんな責任が取れるのでしょうか。「私に責任があります。覚悟があります」と言って、潔い態度を見せるだけで終わりなのでしょうか。

3年やっても、結果が出ないと言うことは今までの延長に正解はないと受け止めて、株高・円安期待、日銀頼みから頭を切り換えるしかありません。