昨日、衆院予算委員会で野田前総理と安倍現総理との国会討論がありました。多くの人がご覧なったのだと思います。


 私はアベノミクス相場で円安・株高に大きく水準を戻した功労者は、安倍政権の行いではなく、野田前総理だと考えています。鳩山、菅という、とんでもなく能力のない総理大臣と舞い上がって勘違いした与党により、株価を8000円割れに落とし込み、1ドル=80円はおろか50円にもなろうかという円高をなすすべもなく放置した民主党政権に終止符を打ち、新たな期待の道筋をつけた彼の存在があったからこそ、その反動で、アベノミクス相場へとつながったのです。野田前総理は、最大の功労者です。


 自分の政治家としての保身しか考えない人ばかりの中で、解散すれば、政権から落ちるだけではなく、民主党そのものが消えてしまう危機感があった中で、国民の将来のためを思って、解散を決断したのだと思います。頭では理解しても、なかなかできることではありません。実際、現在も民主党の中では、野田前総理の評判は悪いと聞きます。


 エジソンはえらい人どころではなく、野田前総理は本当にえらい人なのです。


 その野田前総理であれば、「定数削減の約束を破り、あなたは国民にウソをついた」と責める言葉に重みはあるし、安倍総理にも相当重く受け止めてもらわなければなりません。

 「あなたの言葉はいつもはっきりしているけど、何が実現できたのか」


 アベノミクス相場は安倍政権のお陰ではなく、あまりにひどかった民主党政権の反動で、その後誕生した安倍政権が醸成した期待に、国民がアホになってわかっていながら乗った結果です。


 野田前総理の言葉に目覚めて、自画自賛をやめ、出来ていないことを認めて、「残りの政治人生をかけて、成長戦略を目に見えて進めます」と国民に将来の画、光を見せて欲しい。安倍政権は、能力のない民主党政権とは違い、やればできる政権だけに、非常に残念で憤りを感じます。