「どんなものに投資したらよいか」と、投資に取り組むときに投資対象や個別の金融商品、銘柄を重要視しがちですが、それ以上に大事なものがあると私は思います。


 投資は継続できて、初めて成果を得られるものです。それは、皆さん、気づいていることだと思いますが、投資は浮き沈みがあるので、損が大きくなってくると「心配。不安。恐い」と相場動向に目を背けてしまい、投資経験は長いけど成果があがっていない方のほうが多いと思います。


 それは選んだ投資対象が良いものであっても、投資環境により大きく価値が下がることがありますので、良いものを選んだとしても値動きに振り回されますし、当然、投資の継続を諦めてしまうことがあるからです。


 投資は割高なときに行うよりも、割安な時に始めるほうがよいに決まっているのですが、割安な時は投資環境に不安がいっぱい存在するときですから新規の投資に慎重になるのは仕方ありません。


 しかし、投資で成果を上げるためには、そういうときこそチャンスにしなければなりません。そこで、大事なのが、投資環境の良い時も、悪いときも、「今はどう考えるべきか」と投資で相談できる人。そういう人がいれば、自分一人だけでは判断の難しい投資環境でも、割安かどうかを継続してチェックしていくことが可能です。


 最近はロボットに相談したり、アンケートに答えたりで、自分に合った金融商品を探してくれる世の中になってきましたが、良いものを買えば、それだけで投資で成功できるわけではなく、投資した後の不安に対する対処・ケアのほうが大事であり、信頼できる相談相手を常に探したほうがよいです。


 できれば、複数いたほうが良いですね。相性もありますし、善人だと思った相手も時間の経過とともに悪人に変わることもあるからです。複数いれば、それぞれが相手をけん制し合うので、自己都合の悪人は自然とあなたのそばに居づらくなるからです。