最近、アラサー、アラフォーの人たちという、私にとっては非常に若々しい仲間達と交わる機会が増えて、若さと元気をいただいています。その中で、投資に縁遠い人が増えているなあと感じています。


 以前から感じていたことでしたが、投資に関心があり、実際、取り組んでいる投資人口は確実に減っていて、「投資どころではない」という人の数が増えています。政府が、「お金を持っている高齢者から若者に資金を移動する」ための政策をこれまで打ってきましたが、政府がイメージしている「お金を持っているけどお金を使わない、使えない」余裕ある高齢者って、言うほど一般的なのでしょうか。


 資産形成層で「貯蓄から投資へ」持って行く貯蓄が出来ている人と、毎月の暮らしがカツカツで貯蓄をする余裕がない人とでは、圧倒的に後者のほうが多いのではないでしょうか。


 むしろ、手元の資金が少ないがために、お金を一気に増やそうと、「貯蓄から投機へ」「借金して投機へ」と投資をすっ飛ばして、投機やうまい話、詐欺話にひっかかるケースが増えているように思います。


 「また30万円損しちゃったよ」と株式投資の損を笑って話せる人は投資に悩む人ではありません。それは「株式投資で損はつきもの」とリスクを理解しているので投資で損をしても笑っていられるのです。


 投資で悩む人は、大きなお金を得て(退職金、保険金、相続など)、このお金を大事に使わなければならないと、リスクについて十分な知識も経験もなく投資に取り組んで、損を抱え、「今後、どうなってしまうのか」のイメージできないからです。

 不安な気持ちを解消するには、①何を不安に思っているかと不安の内容を明確にする、②明確になった不安を解消するためにはどんな方法があるのか、選択肢を確認する、そして、③自分が今できることは何かを決めて実行してみる。

 これを投資経験・知識のない人が、自分で考え、行動するのは容易なことではありません。投資の悩みを一人で解決するのは私は無理だと思います。


 昔は病気自慢と同じように、大きな損を繰り返した経験者が周りにけっこういましたし、「あんたに勧められた株でまた損をした」と文句が言える証券会社の人間もいて相談しやすい環境がありました。


 投資の悩みを聞いてもらえる人を日頃から探しておきましょう。投資で抱えるストレスは日常のことが手につかないほどこたえますから・・・。