投資というものは厄介なもので、投資を始めようとしたときから悩みが始まり、投資を始めたら気分が楽になるかと思えば、さにあらず。「今後どうなるのか」と値動きに悩み、価値が値下がりすれば「売っておけば良かった」、価値が値上がりすれば「買っておけば良かった」と悩みは尽きません。


 経験した人ならわかると思いますが、投資は始める前よりも、始めた後のほうがストレスがかかるものです。投資は必ず値動きを伴いますから、どんな優れた金融商品に投資したとしても、投資環境によってはマイナスになり損を抱えることは普通にあります。


 投資で大事な事は、こうした損を抱えた時期をただ悔やみ、悩むだけで過ごさず、「今後のために今できることはないか」と前向きな検討を加えて、長期投資での成果を勝ち取る努力です。


 しかし、一人で答えを出していくには、何度かの失敗を糧にして自分のスタイルを見つける知恵と経験が必要です。大抵の人は、途中のストレスに堪えられず、投資の継続を諦めてしまうため、多くの人には投資判断を助ける助言者はいたほうがよいと思います。


 最近、テレビの放送で、俳優遠藤憲一さんが「今までの私の投信選びは何だったのか」と泣く場面を見る度に、「評判、評価の高い投信を選ぶことだけでは投資家の悩みは解決しないんだけどなあ」と画面に向かってつぶやいてしまいます。


 車のディーラーと同じように、大事な資産を守るためには、その後のメンテナンスがしっかりしているかが購入先を選ぶ大事な視点だと思います。