今回のイギリスのユーロ離脱の行方と同様に、年末に向けて、「普通ならありえない」と事前には思われた事態が現実になってしまうかもという懸念が続くものと思います。


 参議院選挙で自民党が大きく負けることはない

 まさか、トランプ大統領はあり得ない

 ユーロが分裂することはあり得ない

 安倍総理が辞めることはあり得ない    などなど


 私自身は、日銀は追加金融緩和に動けないと思いますし、動くことで良いことはないと思っています。また、FRBは6月に政策金利を引き上げることはないと思いますが、7月に引き上げる可能性は高いと思います。


 今後はますます先が読みにくくなることを前提とすれば、短期的な値上がり益を狙う動きはあると思いますが、中長期で値上がり益を狙う投資には、少なくとも年内は慎重になると思います。


 そういう意味では、消去法的に大きな損失を避ける債券投資に資金が向かう状況がさらに明確になるのだと思います。


 現在はイギリスのユーロ離脱を材料に、ユーロ・ポンドからドル・円に資金が流れていますが、年後半は円資産への懸念が高まり、ドルの独歩高が進む地合が整うと私は考えています。