今週はいよいよEU離脱についてイギリスで国民投票が行われます。国民投票で結果が出れば落ち着くという話ではなさそうです。


 yes、noのいずれの答えになっても、ヨーロッパの難民・移民問題が解決するわけではないので、イギリス以外の地でも同様の課題を抱えています。もし、今回をきっかけにイギリスのごね得的な印象を残せば、間違いなく、第二のイギリスが出てくるでしょう。EUを構成する大国イギリスがEU安定に対する懸念ののろしを上げてしまっては、EUでの中長期投資に慎重になるのは仕方ないと思います。


 多くの投資家は、株高・円安を前提にした投資を行ってきたわけですから、日経平均株価15000円を割れる株価の下げや1ドル105円を超える円高になると、これまでの前提を見直さざるを得ず、投資に悩む人が増えていく展開になる可能性が高いと思います。


 特に、年末に向けて、日米は選挙モードが続き、大きな転機も期待しにくいため、年末にかけて、不安定な投資環境が続くことを前提に、その振れ幅の大きな投資環境をなんとかプラスに活かすことができないかを準備したいところです。


 イベントが終わる度に、相場の戻りを確認して一安心し、また新たな不安で身構えるでは体力が失われていくだけです。