先日も話題にしましたが、日経新聞が「日本国債」というタイトルで、黒田日銀のこれまで行ってきた「マイナス金利付き量的・質的金融緩和の拡大」をどう評価するかを世間に訴える試みを続けています。


タイトルだけを並べると

①ほころぶ「鉄の三角形」日本国債の転機

②「ヘリマネ」すでに発動?政府と日銀危うい蜜月

③安全資産が「不良債券」に 金利急騰 吹き飛ぶ資本

④財投債の大盤振る舞い 非効率融資、歯止め不在


 ここ最近では、銀行や生保の決算発表でも、マイナス金利の弊害が出ていることを伝え、IMFも金融庁も、「このままの継続はいかがなものか」的な見方を示すようになりました。


 昨日は、私のところに毎日新聞からマイナス金利が個人に与えた影響について取材がありましたが、内容はやはり、「これまでの金融緩和の内容に対して問題あり」という声を意識したものでした。


 このように、次回9月会合で日銀がこれまでの異次元金融緩和の総括を行うこと、そして、その内容について関心が高まることは非常に良いことだと思います。日銀内部も、こうした関心の高まりを無視することは出来なくなるでしょう。


 是非、是非、後は野となれ山となれと無駄玉を打ち尽くして信頼を失う前に、継続が実現可能な金融緩和の内容に修正して、将来の画を描いてもらいたいと願います。