人の行く裏に道あり花の山。「多くの人が花見に行く場所よりも、一本ずれた道に入った方がゆっくり花見が楽しめる」という意味を転じて、他の人と同じ行動を取っていては投資で成功しないという相場格言です。

最近の傾向として、国内金利上昇で内外金利差が縮小傾向であることと円高への警戒感の高まりから、これまで根強い人気があった外貨建て資産運用に一服感があり、代わりに国内の株式を投資対象にした投資信託が売れているという記事を目にすることが多くなりました。本当にこうした理由から日本株式が買われているのでしょうか。
現在株価動向に全く関心のない人はいないでしょう。まわりの人も投資していると聞けば、自分もと考えるでしょう。販売側は関心があるもののほうが売りやすいので、「少しだけ買ってみますか」と誘います。その後値上がりすると気分も良くなりますから、「もう少し買ってみますか」と言われ追加します。すると販売側は販売に自信を持ち、「あの人にも声をかけよう」と誘う対象を広げて案内をします。そうして、何故売れているのかの大義名分が後からついてきます。大抵は「だから売れているのか」ともっともらしい大義名分がついたころは相場としてはヤマ場にさしかかっていることが多いので注意が必要です。
先日運用を生業としている人から「今何が不人気ですか?」と尋ねられました。この方も私と同じだなと思いました。