私の周りでの感想なので一般的なものなのかは明らかではありませんが、最近、「みずほ」だとか、「三井住友」だとか、投資の窓口を証券に一本化するワンストップ化を進めた結果、銀行の紹介を受けた証券会社の勧誘がうざいという話を聞くことが多くなりました。

 

 実績を焦っているのか、それとも、銀行担当者と証券担当者との勧誘の仕方に違いがあるのかも知れませんが、私の知る投資家は良い印象を持っていないようです。

 

 銀行はコンプライアンスを軽視して安易に手数料稼ぎの先を投信、保険と渡り歩いた結果、世間に叩かれて、今後のビジネスの選択肢をせばめ、指示通りに動いた現場を萎縮させてしまいましたね。

 

 結果、銀行系となった証券会社に発破がかかっているということなのかも知れません。

 

 銀行。特に地銀の一部では、「どうしたら顧客に投資の必要性を理解してもらえるか」を商品ありきではなくて、顧客目線で投資の助言者になろうと行内で工夫努力を続けているところもあると聞きます。

 

 金融庁は規制を厳しくして現場やお客さんの事務負担を増やすだけではなく、こうした工夫・努力の取り組みを奨励して、各金融機関がやらされるではなく、自主的な動きを促すことがもっと大事なのだと思います。

 

 「お金回りで相談できる人が周りにいない」という悩みは以前からありますが、状況は改善するどころか、年々、さらに悪くなっているように思います。近い将来、「スマホの指示で投資を続けていたら大損した」とAI(人工知能)をかたる悪質な詐欺が出回るのではないでしょうか。身近に相談できる人を増やしていく視点が政府には足りないと思います。