投資の世界では、「来年はどうなってしまうのか」と気持ちは来年に飛んでいます。

イギリスのユーロ離脱に続き、大方の予想を覆す「トランプ」がアメリカの大統領に。

 

イギリスも、アメリカも、「プロの政治家の誰に任せても、現状は変わらない。現状維持では自分たちの未来は見えない」というマグマが噴き出たようです。

 

 来年4月はフランスの大統領選挙。9月はドイツの選挙。イギリスはEU離脱に向けて具体的に動き出す年でもあります。欧州は不満のるつぼ。おそらく、今年以上に来年は予想の立てにくいものになりそうです。

 

 正直、トランプショックで見せた株価急落・ドル安から、今度は株価急騰・ドル高へ動きを当たり前のように肯定するマーケットコメントの様変わりが、逆に、「今後の混迷を覚悟しろ」という警鐘のように感じています。

 

 今後、突然の乱高下が繰り返し来ることを前提に、この水準だったら誰が何を言っても「買う」「売る」と水準を明確に持って、マーケットの動きで見方を急に強気に思ったり、必要以上に弱気・悲観的にならないように意識したほうがよいと思います。

 

 投資家にとっては、動かない相場展開よりも、上下に動く相場展開のほうがチャンスが多くなります。「乱高下する相場展開は続く。来年に向けてチャンスは続くぞ」と思える意識でいたいと思います。