本来は、犬がしっぽを振るのが当たり前ですが、トランプ氏のアメリカ大統領誕生により、「しっぽが犬を振る」事態が続いています。

 

 マーケットが円安や円高に振れた、株高や株安に振れた実際の動きを見て、もっともらしく理由付けがされていますが、場当たり的な印象はぬぐえません。。

 

 2012年に民主党から自民党に戻り、「これで日本は変われるかも」という期待先行で円安・株高の動きになりました。それと同じように、「アメリカは変われるかも」と米国株式が特に根拠もなく買い上げられて好循環に見えても、ある意味、「オドラにゃソンソン」で宴を楽しむ展開が続くのはありなのかと思います。「トランプ・ショック」と「トランプ・ラリー」は表裏のコイン。正式にトランプがアメリカ大統領につく来年までコイン投げの結果で悲観的になったり、楽観的になったりで一喜一憂するのだと思います。

 

 ただ、それはアメリカ国民であればの話。トランプはアメリカ第一主義ではあるけど日本第一主義ではないので、「米国株式が買われたら日本株も買われる」といった単純な連動を期待するのは無理があると思います。宴はアメリカの中で起こっているからです。

 

 ここは、「しっぽが犬を振る」相場展開と割り切って、ついて行くのか、それとも、「犬がしっぽを振る」相場展開になるまで様子を見るのか、自分のスタンスを決めておいたほうがよいと思います。私は「だよねー」と自分が納得できる時をジックリ待ちたいと思います。