今年の流行語大賞が「神ってる」に決まりました。正直、最近、野球に関心のない私は初めて聞く言葉でした。そして、そう言えばと思って調べた「アベノミクス」は2013年のトップテンでした。

 

 トランプ次期米大統領の決定来、米ダウ指数は19000ドル台、1ドル=114円台乗せの円安・ドル高となり、日本株も日経平均株価で一時は18800円目前まで上昇しました。久々の外人買いが入っているようですね。出遅れたと日本の機関投資家が今頃買いに入ったという話も聞きます。

 

 しかしながら、一般人としては、「車を買いたい」「家を買いたい」という声は耳に入らず、むしろ「来年はどうなるのか」と心配する声のほうが多く、「年内にも日経平均2万円か」という言葉に心躍る気持ちはありません。

 

 実際、今年度の国の税収は7年ぶりの下方修正。アベノミクスは税収増を背景にエンジンを噴かしてきたので、まさに「アベノミクス」という言葉は過去の言葉になってしまったと言えるでしょう。

 

 アベノミクスを支えた黒田日銀は、かつてのビッグマウスから無口に変わり、唯一の成長戦略の灯りだったTPPは風前の灯火、誰が求めているか分からない「カジノ法案」で仕事の振りをするとは情けない限りです。

 

 資産の防衛には、円安・ドル高基調が腰砕けになる機会をじっと待ち、円から外貨に振り替えて通貨分散を進め、更なる円安に備えることが大事だと思います。