北朝鮮を含む地政学的リスクの高まりと米国が金融の異常事態からまともに向かう過程での混乱は分けて考えたほうがよいと思います。

 

 北朝鮮を含む地政学的リスクに関しては、今後の投資環境への影響は予想が困難なものです。落ち着くタイミングは神のみぞ知るもので、これを材料にタイミングの善し悪しを計ろうとするのは無理があると思います。だから、不確実性から金(ゴールド)が買われやすい地合いなのだと思います。

 

 しかし、先が見えなかった超金融緩和政策の異常事態から、米国がまともに向かうことで、これまで超金融緩和の環境で支えられて割高だったものがまともへと価値の修正がかかろうとしている動きは事実として注目したいと思います。

 

 「今は割高だけど、安くなったら買いたい」

「今も割安だと思うけど、ここから価値を下げるならチャンス、チャンス」

 

 「そういう機会がないかなあ」と待っている人と、

 

「やっぱり、下がったかあ」と結果にがっかりするだけの人と

 

 同じ投資環境を経験するのに大きな違いです。

 

 「下がったら困るなあ。下がっても買える余力がない」と買いの余力がない方は、そういう機会に参加できるように、一部でも売却して現金化したほうがよいと思います。