とても10年、20年の長期の見通しに立った長期投資で臨めるような相場展開ではなく、「儲かりそうな材料やチャートの銘柄はないかな」と短期で物色する展開が続いています。

 

 ビッドコインなど仮想通貨は4割も急落したと話題しきりですが、短期間に20倍になった対象ですから、その程度の反動安はあって当然だと考えて投資する覚悟が必要でしょう。「買うから上がる、上がるから買う」で、投資している誰もが仮想通貨のあるべき価値・水準を想定しているわけではなく、行き着くところまで行けと糸が切れたタコ状態。

 

 かつて2000年ITバブルのときに、PER1000倍を超える銘柄が出現し、200万円で投資した株式銘柄が半年後1000倍の20億円になっていたという話もありました。PER1000倍と言えば、利益の1000倍の株価ということです。良い企業だから、成長性の高い企業だからといっても、株価が青天井で上がるわけではありません。行きすぎたら、過ぎた分、反動が大きくなります。

 

 ワアーっと突然急騰して急落する株価。イナゴタワー。これもバブルの最終局面で見られた現象です。少ない資金量でも値上がりする株式を物色して、早乗り早降りで値上がり益をせしめる。

 

 気になるのは、流行のAI予測とかロボアドによる提案を鵜呑みにして投資行動を委ねた結果大きな損を抱えた場合は、やはり自己責任なのでしょうね。車の完全自動運転であればメーカーが責任を取ると言う見方もありますが。

 

 ロボットのアドバイスはあくまで参考である。実際、アドバイスの費用はもらっていません。証券会社への発注はお客さま自身によるもの。「最後の投資判断はお客さま」と断りがありましたよね。

 

 相場が煮詰まるほど、「自分で判断して決める」ことが求められます。リスクに見合ったリターンかどうかのバランスを見て投資することが求められます。