私は日興コーディアル証券の証券仲介業者です。私にとっても寝耳に水で、日興コーディアル証券が2005年3月期決算をめぐり不適切な利益計上を行ったという指摘を受け、本日から日興株は監理ポストに移されました。
 証券市場の透明で公正な取引を促す立場にある証券会社として、この疑いは許されるものではありません。市場への影響も大きく、いたずらに時間をかけず、早急に事実を明確にし、丁寧に投資家に対する説明責任を果たすことが先決です。
 一部に「平社員の書類改ざんが起因」という報道がありましたが、もしそんなことが事実だとすれば、日興コーディアルのチェック機能にあきれてしまいます。金融のリーディングカンパニーの一角として、きわめて恥ずかしい惨状といえるでしょう。我々が知りたいのは事実です。あらぬ疑いや噂が一人歩きしないように、早急な、全面的な、説明責任を果たしてもらいたいと思います。
 情報が少ない中で現在申し上げられることはあまりありませんが、この点だけは安心してください。証券会社に預けている資産は、保護預かり契約により分別管理がされています。つまり投資家は資産を預けているだけなので、証券会社に万一のことがあっても、他から凍結されることはありません。本日日興株は監理ポストに移されましたが、その後も資産の売却など、これまで通り通常取引に支障はございません。
 もし不安なことがあれば、胸にしまわず、担当者にお問い合わせ下さい。噂や不確かな情報で振り回されないように注意してください。